アサナ(ポーズ)で歪み調整

ヨガは歪みの改善を目的に行うものではありませんが、アサナを正しく実践すれば結果的に歪みは改善されます。このページでは、普段レッスンで行なっているアサナにはどのような歪み改善効果があるのかをご紹介します。

歪み改善のためのポイント

1.まずは自分の歪みを知る。ポーズをとって自分で自分の歪みに気付くのが一番良いですが、
 客観的評価も意味があります。

2.歪みを改善させるのに必要なポーズと、その際に気をつけた方が良いポイントを知る。



Kさんの歪みチェック

今回はモデルの方にご協力を頂いて、具体的な指導内容をご紹介いたします。
まずは歪みのチェックからスタート。

姿勢分析(実際にはこのように写真を撮るわけではありません)

札幌のヨガ教室/スタジオミガク  札幌のヨガ教室/スタジオミガク  札幌のヨガ教室/スタジオミガク

【背面からの姿勢分析】
・骨盤の高さの違い(ウエストラインの違い)
・肩の高さの違い
・骨盤の傾きにより、上半身が右方向にシフトしている

【腰周りの評価】
・骨盤の歪み、その歪みに伴った股関節の位置の変化による骨盤の傾きが目立つ
(おしりのライン、ウエストと両腕の作るスペースの形の違い)
・両手の指先の位置から、肩バランスの悪さが分かる

【横からの姿勢分析】
・背中の丸さを補うように、みぞおちをやや前に突き出している
・骨盤の位置に対して、上半身を後に引いている(背中の丸さによる)
・上半身と肩の位置関係の変化がある
・肩の位置に対して頭部を前方に突き出している

この他に、背骨の柔軟性や動きの評価などを行って状態を把握する。



Kさんの歪み改善にオススメのアサナ

上記の評価からKさんにとって必要と思われるポーズをいくつかピックアップ。
ピックアップするポーズは、その方のヨガの経験等によっても変わります。

ポーズの処方

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【三角のポーズ】
・左の股関節を開きつつ、左内ももの筋肉をストレッチする
(写真のように左手で左股関節を内側に押し込むと、骨盤から倒すイメージがしやすい)
・両手を胸の中心から広げるように伸ばす
(写真では左脇が縮んでいるが、股関節にターゲットを絞れば上体はもう少し起こしてもOK)
・このポーズをすると、下げてる方の手を床に近づけようと頑張る余り上体が前に倒れ、
 股関節を正しく開けていない方が多いので注意が必要


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【半月のポーズ】
・この場合は右肩を引き下げている筋肉を伸ばすために行なう
・息を吸う時に両手の指先をより遠くに伸ばし、吐く時に力をゆるめる


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【左ひざ曲げて前屈】
・写真では分からないが、背骨のねじれが大きいので、そのためのポーズ
・左ひざを曲げて股関節を90度くらい開き、右足に向かって前屈する
・なるべく床からの左右の肩の高さを揃えるように確認しながら前に倒す
・腰にねじりを加えながら前屈するので、腰の様子を伺いながら慎重に!
・左の腰~背中を伸ばすように、深くゆったりとした呼吸を続ける


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【コブラのポーズ(簡易版)】
・背骨全体を反らす動きよりも、背中に限定して反らせたいので、両肘を床につけた
 バージョンを選択した。
・こういう姿勢の方は腰に負担が掛かっている場合が多いので、体を反らせるポーズ
 の時は、必ず尾骨をおしりの方にたくし込み、下腹部を軽く緊張させた状態をキープ
 して、腰に反らせるような力が加わるのを避ける。
・胸の真ん中の胸骨を前に突き出す
・頭のてっぺんを天井方向に引き上げる
・反らせたい場所に力が集中するように、肘を置く位置を調整する


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【猫のポーズ】
・背中の硬さの改善、肩甲骨の動きと脇を柔らかくするためのポーズ
・このポーズが苦手な人は、無理をすると肩を傷めるので、少しでも肩に痛みを感じたら、
 両肘を曲げてやや広げた位置に置く
・なるべく呼吸を深くして、呼吸に伴って胸郭(肋骨で囲まれた部分)を床から上下させる
 ようにする。特に息を吐いたときに背骨や肩周りにストレッチが加わるので、可能な限り
 胸を床の方に下ろす
・自宅でする場合は、丸めたバスタオルを顔や胸の下に置いて、その上で上半身を休ま
 せるようにして深い呼吸を繰り返すとリラックス効果もありオススメです




ここでは歪みの改善のためのポーズをご紹介していますから、片側だけ行なっているもの
がありますが、通常のレッスンでは左右ともに行います。
ただし、ご自分の歪みを改善させるにはどちらを意識して行なったらいいのかを理解して
おくと、よりその効果は高くなるでしょう。

ヨガのポーズは何気なくやるより、自分を知り、自分の歪みにあったポーズをすることで、
歪み改善効果が劇的にアップします。また体に痛みを抱えている方も同様です。
このページでは簡単な紹介にとどまりましたが、実際は1つ1つのポーズを行なう時の
ポイントや注意点も合わせてご指導致します。 歪み・痛み等でお困りの方だけではなく、
自宅で1人でヨガをする人にもオススメです。

※ヨガの流派によって、同じポーズでもそのやり方は違います。既にどこかのスタジオに
 通われている方は、そこの先生のやり方に従いましょう。
※このページで紹介したポーズはあくまでもモデルの方に向けたものです。自己判断で
 真似をすると歪み・症状を悪化させる恐れがありますのでご注意下さい。
※個人の歪み・症状、ヨガの経験等によってもポーズの種類は変化します。
※歪みは基本的に日常生活での姿勢や動作が作り出しているものです。可能な限り根本
 原因となる生活習慣を改善させましょう。
※歪みはすぐに変わるものではありません。長い目で見てヨガを続けていきましょう。