札幌のヨガスタジオで痛みについて知ろう

2019/12/23 ブログ
スタジオミガクの骸骨2号

札幌のヨガスタジオでも、ヨガをして体に痛みが出た人はいると思います。痛みについて、そして、ヨガと痛みについて書いてみます。

体に痛みを抱えているんだけど、ヨガはできるだろうか?と不安に思っている人にも参考になれば幸いです。

 

ヨガのアーサナ(ポーズ)をすることで、体に傷みを感じることがあります。または、ヨガで身体を傷めてしまった、という方もいるでしょう。ヨガという健康法をしているのに、残念に思われたでしょうね。かくいう僕もいろいろ傷めた経験があります。

 

考えられる代表的な例を挙げましょう。

・自分の体を感じられていない

・欲張る

 

挙げればいくらでもあるでしょうが、とりあえずよくあるものを。

 

ヨガを始めたばかりの頃は、まだ自分の体と仲良しになれていません。この体で生きてきたとはいえ、実際に体のことをじっくり感じたことのある人は多くないでしょう。知らない人と知り合い、仲良くなり、友だちへ、恋人へと関係が変わっていくのと同じです。コミュニケーションを取らねば、相手のことは分かりません。

 

体とも対話せねば知ることができないのです。日常にはなかった様々な形(ヨガのポーズ)に体を当てはめてみたとき、どこかが心地よいと感じたり、辛かったり、痛かったり、そもそも形に当てはめることすら難しかったり。自分は体が柔らかいぞ〜と自信満々でクラスに来たのに、柔らかいと思っていたのは前屈だけで、両腕を頭上にまっすぐ伸ばすのが辛いじゃないか!とそのとき初めて気づいたり。

 

いろんなポーズを通して、自分の体とたくさんのコミュニケーションを取る。すると、ちょっとずつ分かってきます。そして意のままにコントロールできるようになる。…と思って調子に乗ると、成田離婚みたいな痛い目をみることにもなる。こんなはずじゃなかったのに…全然分かっていなかった。。。

 

ヨガのポーズとは、あの形をとることである。そう勘違いしていると簡単に体を傷めます。形を取ることも目的の一つと言えますが、その形になることで自分を知ることがとても大事です。知るためには感じなければなりません。感じることなしに形だけを真似ると、どこかに必ず負担をかけます。

 

僕の思うヨガのポーズのやり方は、かたいところを柔らかく、弱いところを強くする、が理想です。一つ例を挙げます。

 

10人でチームを組み、1つのプロジェクトを成し遂げようとがんばっている。このメンバーなら期日までに充分やれる。

…のはずなのに、がんばってもがんばっても予定通りに事が進まない。もっとがんばれ!がんばるんだー!

 

これじゃあチームは疲弊しますね。予定通りに進まない原因が分かってない。実はチームの中の3人がめっちゃサボってるのが原因なのに。10人でやるべき仕事を7人でやれば当然疲れます。疲弊するのは誰でしょう?サボっている3人?いやいや、3人の分までがんばってる7人の方ですよね。

冷静に仕事が進まない原因を探せばいいのに、ただただ猪突猛進では、何も解決しません。

 

こういうことが体にはよくあります。1つのポーズを取るのに、体のあらゆるところを動員してやるべきところを、一部しか使えてなくてそのポーズをする。すると、使うべきところが使えていないことで負担を受けている部分が痛む。サボってるところは痛むはずもありません。

 

具体例を挙げると、背骨は均等には動いていません。かたいところがあります。そしてその固いところの上下に柔らかく負担を受けるところがあることが多いです。

股関節が固いとその隣の関節である膝に負担が掛かることが多い。ヨガのポーズは股関節に効かせるものが多く、そこに力を集中させることもできるので、股関節自体が痛むこともあります。

 

初心者のうちは体と仲良しになれていないから、使うべきところを使えていないことに気づけません。または、形を取ることに躍起になって、大事な自分の体を感じることに意識が向いていない。そんなやり方で体と仲良くなれるでしょうか。

 

柔らかいところばかりを使って、近くの固く閉ざしている部分に目を向けなかったり。強い部分で弱いところを補い過ぎたり。それじゃあ固いところは固いままで、柔らかいところがどんどん柔らかくなり、弱いところは弱いままで、強いところはどんどん強化される。バランスがめちゃくちゃになっちゃいますよね。体にはバランスが大事だと思います。

 

誰しもエゴがあるでしょ?他人に対しても、自分に対してもカッコつける。弱さは見たくないし、認めたくない。そんなエゴが見るべきところを覆い隠してしまう。それじゃあ張りぼてのポーズにしかならない。見た目はそれなりだけど、中身はスッカスカ。そういう心の弱さも痛みの原因となるでしょう。

 

急がないで。周りの人のポーズがどれだけ立派に見えようと、外見を気にしないで、外見の美しさは自分の体を隅々まで内観した結果であり、弱さを認めて見たくないところを正面から受け止めた結果、そしてそれをやり続けた結果得られたものです。

 

こういうことを理解し、体とコミュニケーションを取り続けることができれば、ヨガによる体の痛みは少なくなると思います。

 

ポーズのやり方次第でも痛みは出ますが、そこは人それぞれ体が違うので、クラスを担当する講師に聞いてください。

 

長くなりましたが、痛みに関する基本的な考え方でした。