何のために

2020/07/10 ブログ
はまなすの丘公園

札幌市東区のヨガスタジオミガク小林です。

気づいたら、前回のブログから1ヶ月半近く経っていました。いろんなことがあり、いろいろ思うところあり、な日々でした。

 

最近、マイソールクラスが特におもしろい、な話。

 

マイソールクラスをするようになって、何年経ったか分かりませんが、実に変化の多いものだったと思います。アシュタンガヨガっぽくないアライメントで、きっちり細かく指導する時期もあったし、それまでのアライメントとは真逆に近いオールドスクールなやり方にどハマりした時期もありました。ど真ん中アシュタンガ以外は全否定の鬼のような厳しい冬の時期もありました。

 

やっていることはアシュタンガヨガのはずなんだけど、要は自分に軸がなくフラフラしていた、ってことなんでしょうね。そんないろんな時期を経て、今はまたこれまでにない感じでマイソールクラスを見ています(僕的には)。

 

今は、ただただおもしろいな〜と思いながら見ています。人それぞれ違う身体のことや、性格の違い、やりたいこと・目的の違い、その日の雰囲気(集中できていたり、考えごとに捉われていたり)。その他にもいろいろあるけど、そういうもの全部をひっくるめて、おもしろいです。

 

僕はただその場にいて、アーサナに苦労している人に少しのサポートをしたり、求められればアドバイスをしたり(以前のように積極的にこちらから押し付けるようなアドバイスはもうしていません)、正しいヴィンヤサの指導をして、あとは笑っているだけ。

 

アーサナの上達を急がせる気はないし、多少のミスアライメントがあっても、「それが何か?」って感じで意に介しません。ごくたまに正しさ(恐らくアシュタンガヨガとして正しいであろうこと)を紹介するけど、それを選択するもしないもみなさんにお任せです。喉が乾いていないときに水を飲むように強要されても飲みたくないでしょ。でもいつでも水は用意してあるし、それ(正しさ)を飲みたくなる日が来たら飲めばいいと思う。その方が吸収されて、その人のためになるだろうから。結局飲む前にアシュタンガヨガから離れて行ってしまうこともあるだろうけど、それはそれでしょうがない。僕にはコントロールできません。僕は偉大なグルなどではない、ただのちっぽけなヨガ講師なので、これくらいが丁度良いのだと思う。

 

ただアシュタンガヨガをする人みんながたまに考えた方がいいと思うのは、「何のためにやっているのか」ということ。「ああすべき、こうすべき」に捉われずに、あなたは何のためにやっているの?というのを大事にすればいいと思う。誰とも比べなくていいです。自分がアシュタンガヨガをする理由に基づいた練習をしましょう。いつか、自分が練習する理由と、アシュタンガヨガがこのやり方で存在している理由が重なる日が来たら、自然とそれは素晴らしいプラクティスになるだろうし、日々の生活がちょっと生きやすくなるかもしれない。

 

 

以前、「金額に見合ったものを受け取れなければ参加する意味がない」と言っていた人がいたけど、そういう意味では、うちのマイソールクラスに来る意味はないですね笑。少ない回数で最短距離でアーサナを上達させたい、みたいなものとは真逆ですから。マイソールクラスはセルフプラクティスです。依存からは真逆の態度だし、ただ淡々とやるだけです。

 

みんなもっとマイソールクラスで練習したらいいのに。おもしろいよー。