札幌のヨガスタジオ カポターサナが楽という奇跡
札幌のヨガスタジオミガクの小林です。
朝のスタジオに差し込む柔らかい光が結構好きです。
…なんつーポエムみたいなことをヒゲオヤジが言うと気持ち悪いですね。こりゃ失敬。
あるとき、プライマリーだけを徹底的に練習しようと思い立ち(なぜそうしようと思ったかは置いといて)、それから結構長い期間セカンドは封印していました。
いまセカンドを練習したらこうなるやろうな、と予想できるところがあったので、それを検証するために今朝久しぶりにセカンドの練習をしてみました。
予想その1
体力的にかなりキツい
結果
予想通りめちゃキツかったです
予想その2
カポターサナがやりやすい
結果
今までで最も深いカポタができた
予想その1に関しては、そらそうやろって感じでしょうけど、予想その2に関して、そんなことある?って思いますよね。でもほんとなんです。セカンドを封印する前は、とにかくカポタがキツかったです。なんとか踵を掴めていましたけど、腰は辛いし呼吸もままならない。それでも練習し続けていたら楽にできるようになった、というなら分かりますけど、練習しなくなって深まったってどういうこと?
まだセカンドを練習していないと分からないかもしれないですけど、セカンドをしっかり練習するようになると、プライマリーの質が変わります。それは、セカンドの練習で得た強さや柔らかさによって変わる、というのもありますが、それだけの理屈で言えば、今回ぼくのやったことでカポタが深まるわけはありません(まして過去最高の深さに到達することなど、まずない)。セカンドをやっていなかったですから。
ではなぜかと言うと、分かったからです。それまでの体の使い方や意識の向け方では通用しない、ということが。それを知った上でひたすらプライマリーを意識的に練習し続けた結果、カポターサナBで初めて「気持ちいい〜〜〜」と感じられました。
クラスでアジャストをしたり、「こうした方がいいですよ」とアドバイスをします。多分なぜそうした方がいいのか、分からないこともあると思うんです。それに、そのアドバイスを受けたやり方だと、今までの自分のやり方の方がやりやすくて納得できなかったり。だけど、見てると分かるんです。そのやり方だとすぐに壁にぶち当たるよ、って。だから、今は少しやりづらくてもそれで練習して、そこを開発しといた方がいいんじゃないかなぁ、というお節介です。
現代のアシュタンガヨガは、できないアーサナがあれば、それより先の練習には進ませてもらえません。その理屈はよく分かりますし、何十人もいる生徒の練習を把握しようとすれば、自ずとそんなやり方でしかできなくなるでしょう。
ですが、オールドシャラと呼ばれた、まだ西洋人がわんさかとマイソールに訪れるようになる前の、10人くらいで練習していた頃のアシュタンガヨガは、プライマリーとセカンドはセットでした。プライマリーの日、セカンドの日、というように交互に練習していたということです(by Nancy先生)。デイリープラクティスが大前提ですけど。
適切にアシスト・サポートを受けられる環境であれば、僕はセカンドは練習した方がいいと思っています(しつこいようですが、デイリープラクティスが基本です)。
札幌はコロナに感染する人が増えてきましたね。またヨガする人が減るんでしょうか。まぁしょうがないか。
それではまた〜
ご機嫌よ〜