クセの強さとシンプルさ
今朝の除雪を終えて一番欲しかったものは『仙豆』でした。ドラゴンボール世代しか分からんこと書いてもうた。体力全部持っていかれたってことです。
千鳥のノブさんが言い出してから、目にするし耳にする言葉。
「クセが強い」
これはヨガでもあるなぁと思います。YouTubeやインスタ、スタジオでヨガする人を見ていると、思わず心の中で言ってしまいます。クセが強い!
そんなクセの強いヨガを見ているとおもしろいので、ニヤニヤしながら興味津々で見てしまう。
おもしろいと思うことと、好きはまた別の感情でありまして、クセが強いヨガを好むかと聞かれたら、そうでもないと答えます。
アシュタンガヨガを見ていて、「いいなぁ、この人のヨガ」とぼくが感じる人は例外なくクセがないです。とてもシンプル。目に見えるのは動きなんだけど、あたかも呼吸を見せられているかのよう。動きが速くなったり遅くなったりせず、とても滑らかでリズミカル。
これはヨガを何年やっているか、とか、どこまで練習が進んでいるか、ということとはあまり関係がありません。すごく有名なアシュタンギやアシュタンギーニであっても、クセが強い人は多い。
だからこれは、良い悪いではなくて、単なる僕の好みの話です。僕の好みに合わせる必要はありませんから、どうぞご自分の好む(良いと思う)ヨガをしてください。
動きが呼吸を助け、促してくれる。
呼吸が動きを助け、促してくれる。
その感覚を追う結果として同調が生まれるのだと思います。思考による同調ではなく、感覚による同調。最初は思考によるものだったのかもしれないけど、その感覚を追い続けていった結果、追わなくても同調するようになっている。そんな感じ。
僕はそんなアシュタンガヨガがしたいです。ただおもしろいからであって、あまりヨガの深まりとは関係ないかもしれないですけど。
明日は練習にかける時間と体力が残っているといいんだけど。なんとなく、駐車場の2箇所の入り口あたりに硬く重い雪(氷?)の塊が置いていかれているような気がする(北海道の道路の除雪状況を知る人にしか分からないこの辛さ)。