長すぎる道のり

2021/12/12 ブログ
お初にお目にかかります

初めて見ました。新500円玉。

左が新しい方で、右が今までのです。

 

新着情報に年末年始のスケジュールを記載しました。ご確認ください。

https://yoga-sapporo.com/news/20211212-1111/

 

 

プラーナーヤーマを学んだ講座の資料に、こんなことが書かれています(書かれている通りに記載します)。とても分かりやすくて、僕は誰かに話すときは、これを引用しています。

 

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パタンジャーリ(ヨーガ・スートラという聖典の編者)は、ヨーガには8つのステップ(アシュタンガ・ヨーガ、八支則)があると述べています。

 

8つのステップ(八支則)

1. ヤマ(禁戒:してはいけないこと)

2. ニヤマ(勧戒:すべきこと)

3. アーサナ(座法)

4. プラーナーヤーマ(調気法)

5. プラッティヤハーラ(制感)

6. ダーラナ(集中)

7. ディヤーナ(瞑想)

8. サマーディ(三昧)

 

ヨーガ・スートラによれば、ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラーナーヤーマは「実践することができるヨーガ」です。「外側のヨーガ」ともいわれます(プラッティヤハーラの一部を含む)。

 

プラッティヤハーラの一部からサマーディまでの4つは「内側のヨーガ」といわれます。スピリチュアリティへの道ともいえます。スピリチュアリティとは、「自分自身を知ること」です。

 

「内側」とは、外側のヨーガを実践することによって準備ができたときに、自然と自分の内側から湧き上がってくる状態、という意味です。スピリチュアリティは知識ではなく、経験から感じ取るものです。

 

呼吸を通して自分自身を理解するための道具がプラーナーヤーマです。練習できる「実践のヨーガ」と、実践の結果「自分にやってるヨーガ」の橋渡しをするもの、それがプラーナーヤーマです。

 

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よく「瞑想をする」と言いますが、この八支則に照らし合わせてみれば、瞑想とは内側のヨーガなので、するものではなくて、至るものだと言えます(ヨガの瞑想ではないものはまた別です。マインドフルネス瞑想とか)または、瞑想状態に至るための練習をしている、ということだと思います。

 

いきなり瞑想の練習をするのもいいと思いますが、それが難しく感じる人は、まずはアーサナを練習し、内観の練習をしましょう。ヨーガでは、身体は粗大なものだと考えており、意識を向ける対象としては最も分かりやすいからです。あと、座り続けられる体を作らないといけないですしね。

 

それからプラーナーヤーマを練習し、徐々に微細なものに意識を向け、そこに留まり続ける練習をするのが次のステップです。

 

瞑想、瞑想と言っていますが、その前にダーラナ(集中)があります。ダーラナに至らなければ、瞑想状態になることなんてあり得ません。ハタ・ヨーガやタントラ・ヨーガでは、アーサナ、プラーナーヤーマ、ムドラー、バンダ、これら4つを実践することを勧めています。それが「ダーラナ(集中)」に導いてくれるらしいですよ。

 

 

先は長いね〜