キャブレターと呼吸

2022/04/13 ブログ
今年は桜を二回楽しめる

先日、軽トラをレンタルして200kmほど走りました。12〜3年前にも軽トラをレンタルしたことがあったのですが、その頃と比べたら、圧倒的に進化していて驚かされました。

発進ではもたつかないし、流れにも無理なく乗れる。帰ってきてガソリンを給油したら、10Lしか入りませんでした。リッター20km!

もう普段も軽トラでいいんじゃない?なんて思いながら、僕の普通の普通すぎるくらい普通のマイカーに乗って自宅に向かって走ったところ、これが高級車に感じられました。

進化はしてるけど、やっぱり軽トラは軽トラなのね。

 

 

 

バイクのキャブレターの構造を調べていたら、呼吸のことを思った話。

最近のバイクはコンピューター制御なのでキャブレターというものを使っていないと思うのですが、昔のバイクはキャブレターという機械で、取り込んだ空気と燃料をいい塩梅に混ぜてエンジンに送り込んでいました。空気が濃すぎてもダメだし、薄くなってもまた調子良くない。その調整が必要なんです。気温とか高度とかでも変化があるので、こだわる人は調整もシビアにおこなうみたいです。

 

 

人は呼吸することで、空気と燃料を混ぜたりはしませんが、ヨガをするときは呼吸の調整は必要だと思います。湿度が高かったり、乾燥していたり。その日の喉の調子も違います。アーサナで頭の位置が変化したり、顔の向きが変わったり。このどれもが吸い込んだ(または吐き出した)空気の通り道に影響を与えます。そういうこと、意識しませんか?

 

筋肉のことばかり感じていたり、アライメントのことばかりを気にしていると、呼吸のことは疎かになります。ただ呼吸を感じているだけでも、必要に応じて調整をしなければ、スムーズな呼吸にはなりません。

 

信じるか信じないかは別として、ヨガでは呼吸を介してプラーナを体内に取り込んだりしているとヨガでは考えています。ナディというプラーナの通り道を通るにしても、まずはちゃんと呼吸ができないと。

 

ドリシティ(視線を定めること)は大切ですが、誰もがみんな同じ所に目線を定めるべきとは思いません。例えば前屈中に足の親指を見ることで、首が詰まり、良い呼吸ができなくなるなら、現時点ではその視線にこだわる必要はないと思う。

 

ドリシティは何のためにあるのか、その根本的なところを考えれば、人によって多少の違いがあることに異論を挟む人は、頭がかたいと僕は思う。

 

アーサナの深さにこだわるあまり、空気の通り道である喉が折り畳まれたホースみたいになり、まともに呼吸ができないとすれば、それは頭位を変更すべきじゃない?

 

喉をどのように使うか、頭位をどこに保つか、どうやったら通り道を遮らないか、そのミリ単位の調整次第で呼吸は変化し、その変化によって集中力は高まり、より良いアーサナの練習ができる。

 

 

質の高い呼吸と良い練習はイコールだと思います。