ヨガの話で締める

2022/05/18 ブログ
いつかの西の空

僕の楽しかった日々が終わりました。

 

 

今日の午前のクラスを休講にしたのは、バイク免許の卒検があったからです。遊びの用事で休みにしてほんとすみません!

 

バイクの教習には、車のように一般道を走ることがありません(指導員が横に座っていざという時に対応することができませんから)。それの代わりといっては何ですが、シミュレーターというゲーセンのバイクゲームみたいな機械を使って、危険予測の実践練習などをおこなうのです。タイヤのないバイクに跨り(アクセル・ブレーキ・クラッチ・ウィンカーなどの操作は実車と同じ)、画面に映し出された道路を走ります。

 

土曜日、僕は2時間の予約を取ってあり、まずシミュレーターを1時間、そして実車を使ったいつもの練習が1時間でした。シミュレーターは通常なら2〜3人でおこなうらしいのですが、その日は僕一人。時間が余るからと、僕が2回乗り、指導員が2回乗って僕はそれを見ていました。講義が始まるときに言われたんです。

 

「具合悪くなる人もいるんですよ」

 

ええ、若干酔いました。自分が乗るだけならなんてことなかったんですが、指導員の乗車を2回も見てたら、それが効いたみたい。

 

さらにその日は僕にとって初めての夜の乗車だったんです。2時間目にいつも通りにバイクに乗ったとき、なんかいつもと感覚が違うぞ、と思ったら、昼と夜の見え方の違いでした。合わせて僕はちょっと車酔いみたいな状態だったので、そりゃあ感覚に違和感を覚えて当然でしょう。

 

 

バイク教習には、一本橋というものがあります。長さが15m、幅が30cm、 高さが5cmの平均台の上を台から落ちないように走るのです。しかもただ走るのではなく、大型バイクだと10秒以上の時間をかけて、ゆっくり走らなくてはなりません。

 

僕はこの一本橋が得意でした。始めたばかりの頃は落ちたりしましたが、この頃はまったく落ちる気配もなく、何だったら深呼吸しながら遊んでできたくらい余裕でした。

 

なのに、です。初めての夜の感じと軽い車酔いの影響で、その日は何度も落ちてしまいました。「あれ?こんなはずでは」と思ったものの、「まぁ、夜だし。軽くクラクラしてるし」と大して気にも留めませんでした。

 

が、翌日の教習でも落ちるんです。その日は風が強かったので、多少の影響はありました(たぶん言い訳)。それにしても、それまでほぼ失敗しなかったものが、5回に2回くらいは失敗するようになってしまった。卒検を2日後に控えたこの時期に!

 

月曜日の夜、YouTubeで一本橋の動画をいくつか観ました。もう観たことあるし、内容は頭に入ってるのに、なんか不安なんです。できていた頃は何も考えなかったのに、余計なことをあれこれ考えるようになってしまったじゃないか!

 

そして、今日(火曜日)の卒検を迎えたのです。明らかに自分が緊張していることが分かります。4月の中型免許の卒検のときは大して緊張もなかったのに、今日はちょっとドキドキしてるやん。こんな感じは久しぶりです。

 

朝、自宅の掃除をしているときに、テレビの情報番組で「今日の運勢」やり始めたんです。僕はあれがはっきり言って大嫌い。その時間にいつも家にいないのでほとんど見ることがないのですが、たまに見ると蠍座が上位にいたことがない!今日も6位くらいまでに蠍座がないのを見て(ほら、やっぱり!)、すぐにテレビを消しました。今日は下位にいる蠍座を見たくないんだ!

 

やけに喉が乾くし。靴紐の縛り具合が気になるし。上着を脱ごうか着ておこうか迷うし。やっぱり明らかな緊張やん、これ!

 

中型・大型合わせて10人くらい卒検を受けたのですが、大型では僕が最後の検定でした。これがまたキツい。4月の検定では僕は1番目だったので、ちゃちゃっと終わらせて、あとは気楽に他の人の検定を見ていれば良かったのですが、最後だとずっと緊張感が続くわけです。

 

自分の番が来るまでの間、僕以外の全員は他の人の検定の様子をずっと見ていました。だけど僕は見ませんでした。何をしていたかというと、ヨガです。

 

土曜、日曜、月曜と、3日連続で一本橋で失敗したこと。そして、検定でもうまくいかないんじゃないか、という負の想像。ここから離れる時間と作業が必要と思いました。

 

さすがに本気のアーサナをするのは難しいので(プロテクターを装着しているため)、自分にとって必要な箇所だけ丁寧にストレッチをして、体の緊張を解きほぐしました。

 

そして、誰もいないところで椅子に腰掛けて、ゆっくり呼吸。とてもゆっくりと、静かに、穏やかに。それが自分の中を巡るようなイメージと共に。僕がこれをやるときは、ある特定のところに呼吸を通すようにイメージします。そのやり方が今の僕には合っていると分かっているからです。これをしている間は少なくとも、余計な思考が入り込む余地はないし、心の乱れも鎮まる。

 

 

僕の番がきました。緊張感はあります。だけど程よいものです。リラックスし過ぎず丁度いい集中状態。これなら大丈夫、と思えました。結果、ほぼノーミス(自分的には)。

 

 

僕は常々思っています。ツールを持つことだと。必要なときに使えるツールがあること。いつだってどんな場面だって使える万能ツールとまではいきませんが、何をすれば体を程よい状態に持っていけるのか、気持ちをある程度落ち着かせられるのかを知っていますし、そのためのツールなら持っています。

 

ツールは人それぞれです。僕と同じことをしてもあなたには効果がないかもしれない。できないかもしれないし。だから、自分なりのものを用意しないといけないです。教室やスタジオに行って、ただ言われたことを言われるままにやっているだけでは、いつまで経っても自分のためのツールはできあがらない。

 

まずはスタジオでやっていることを通して、自分を知りましょう。そして、学びましょう。アーサナやプラーナーヤーマ(最近クラスでやってないな…)の練習は、きっとあなたの助けになりますよ。できれば短くてもいいので、静かに座る時間もあると尚いいです。

 

 

 

あーあ、終わってしまった。

楽しかったなー。