ゴチになりました。
このキャベツ腐ってる!
きゃー別のと取り替えてー!
(※ 写真とは関係ありません)
さっ。今日はナイスセンスなダジャレから始まりました札幌市東区のヨガスタジオミガク小林です。
誰ですか?コーラコーナーにキャベツ置いてったんは。マナー違反やで。店内で写真を撮るのもマナー違反ですけど。
今晩のマイソール、前列の人は集中が途切れることが多かったんじゃないでしょうか。だってねぇ。ダウンドッグになる度に、その先に見たことないアーサナばっかりやってる人おったからねぇ。
僕は初めてまじまじと観させてもらいました。サードシリーズを最後まで通して練習している人を。全国いろんなスタジオのマイソールクラスに参加してきたので、近くでサードの練習をしている人がいたことはあったのでしょう。だけど、自分の練習中は見れないですから。
観ていて僕の心に湧き上がってきたのは、「敬意」です。ただただ敬意を抱きました。サードの練習をする肉体的・精神的しんどさが分かるからこそ、ここまでに至ったこの方の、熱量や努力、忍耐力、精神的な強さ、などなどに尊敬の気持ちを抱かずにはいられません。
それはプライマリーじゃダメなのか、と言われると「そんなことはないよ」と答えます。だけど、誰だって最初はしんどいプライマリーを練習し、プライマリーよりずっと難しく苦しいセカンドを練習し、さらにセカンドが易しく感じるくらいタフなサードシリーズをフルで練習するまでに要した時間、そして労力は生半可なものではありません。あまりにもできなくて、心が折れそうになったこともあるでしょう。休みたくなる日も当然あります。体が痛みで思うように動かないことも必ずあります。そういう全てを克服して今のところまで来たことを思うと、僕なんかが彼女に対して軽々しくアドバイスできることなんてほとんどありません。
凄いアーサナをしている人を見て、「あの人は身体能力が凄いよね」「体が恵まれてるよね」などという人が必ずいます。それってイチロー選手に対して「天才ですよね」というくらい失礼なことです。確かにそういう一面はあるでしょう。だけど、どれだけ努力してんだ、って話です。「身体能力」などという安易な言葉で片付けてはいけない、といつも思います。
ところであなた。
サード実践者のサポートできるの?
いいえ、自信ありません!なんてったって、やってるのを初めて見るアーサナが多いんですから。だけどね、ここまでの実践者になると、もうかなり感覚が鋭いと思うんです。余計なことはしない方がいい。邪魔をせずに、ただ少し苦労しているのを助ける程度でいい、と自分に言い聞かせました(言い訳)。
「敬意」以外にもう一つ浮かんできたものがあります。それは「笑み」です。マスクで見えないのをいいことに、もうニヤニヤしっぱなし(気色悪っ)。あんな凄いものを見せられたら、楽しくてしょうがないでしょう。役得でした。ご馳走さまです。
そんな日にコーラコーナーのキャベツとダジャレって…