押す&引く

2022/09/30 ブログ
朝日

弓矢を引くところを想像してください。弓道でもいいです。左腕をしっかり伸ばして弓を前方に押し出します。それと同時に右手は弦を引きますね。

 

「押す」と「引く」で体は開く。

 

 

じゃあ、体を開きたい、股関節を開きたい、胸を開きたいと思ったら、押して引けばいいです。

 

先日のウッティタ・ハスタの説明と同じです。右母趾で掴んでいる手の指を外側に押す、と同時に左の骨盤は引く。右脚と左骨盤で弓矢を引くように。

 

ヴィラヴァドラーサナBで骨盤を開きたいと思ったら、前脚の膝(特に内側)で弓を押し出し、後ろ足の骨盤で弦を引く。トリコナーサナでもパールシュヴァコナーサナでも同じです。

 

 

 

反対に前脚を「引く」とどうなるか。骨盤は正面に向きます。

上半身で説明します。目の前に壁があって、壁に取っ手がついています。自分は丸い台の上に立っていて、その台はクルクルと回転するとしましょう。体は左に向いていて、右手を伸ばしてその取っ手を掴んでいます。この時点では、壁に対して体は開いている状態です。そこで、右手で取っ手を引っ張りましょう。壁は動かないので、体は回転する台とともに、クルッと壁の方を向くと思います。

 

骨盤を正面に向けたかったら、前脚を引く。と言っても、足の裏をマットに着けているスタンディングのアーサナ(例えばパールシュヴォッターナーサナなど)では、イメージが湧かないかもしれない。そんなときは、内腿を引いてくる。

 

パールシュヴォッターナーサナでは、後ろ足側の骨盤が高くなる傾向にあります。それは骨盤が正面に向いていないから。だったら、前脚側の内腿を引いてくるようにして骨盤を正面に向け続ければ、だいたい骨盤の高低差は解消されます。

 

シッティングでも同じです。骨盤を正面に向けたかったら、前に伸ばしている脚を引く。

 

前脚側の「お尻を引く」という表現もありますね。似たような意味合いだと思います。ですが、骨盤を正面に向けるのに直接的に関与するのはお尻ではなく内ももなので、今回は内ももを引くという表現にしました。

 

 

 

骨盤を正面に向けるスタンディングのアーサナは、他にもトリコナーサナBやパールシヴァコナーサナBなどもありますが、この2つは他の要素が絡んでくるので、あまり引かない方がいいことの方が多いです。

 

 

分かりづらかったらクラスで質問してください。

種になれていたら幸いです。