型があっての
写真は僕のエコバッグ。的な使い方をするために普段からリュックに忍ばせている使い回しのビニール袋。布のエコバッグより嵩張らないので結構使える奴です。
以前のブログでこの動画を紹介したことあると思うんです。
右側の髪の長いアシュタンギーニはJessica Waldenさんという方です。この方のInstagramをみると、この動画のように重力を感じさせないアーサナを披露しています。それだけではなくて、たまにマットの上で踊り出したりもします。伝統的なプラクティスを重んじる人からは「けしからん」とお叱りを受けそう。
でね、2年近く前の投稿で、大まかにいうとこんなことを書いていました(変な文章ですみません)。
(ドゥウィ・パダ・シルシャーサナから移行するとき、ティッティバーサナから脚を回し上げてふわ〜っとハンドスタンになる動画で)
「こんな風にするものでないのは知っています。告白すると、私は練習中に音楽を聴くし、マットに立つ数分前に何かを食べることもあります。それが伝統的な練習生としては良い例ではないことをよく分かっています。だけど、私はインドのマイソールで教わったやり方でとても長く練習してきました。そして今、こうすべきであるという考えを手放して、自分にとってより良い練習への移行を許す時がきたのです(とは言いつつ、まだアシュタンガのヴィンヤサメソッドにできるだけ近いやり方で従っています)」
この後に続く文章でも良いこと書いているのですが、今日の内容とは関係ないので割愛します。
Jessicaさんが書いていることを読んだとき、この言葉を思い出しました。
「型があっての型破り」
能の言葉らしいです。型があるもので(例えばアシュタンガのヴィンヤサメソッド)、それを身につけていないうちに自己流のやり方をする人を見ると、何だかなぁと思います。Jessicaさんのように長年の修練を経て、型を身につけた人がアレンジをするのを型破りと呼ぶのだと思う。こういう型破りな人は大好きです。
ちなみに、Jessicaさんは平日9時間の仕事のあと、毎日練習を続けているらしいです。
先日、イオンですれ違った外国人女性のエコバッグ(?)は黒いバケツでした。
いやそれ嵩張りすぎるやろー