どう在りたい
近くのイオンにパソコン教室が入っています。その教室に大きく書かれた貼り紙を見て、拝みたいような気持ちになりました。
『100回聞かれても笑顔で答えます』
厳密には違うかもしれませんが、内容はこういうことが書かれていました。ただただ見習いたい。
どうもこんばんは。5回が限度の小林です。
僕が小説を読んでいて、内容に関わらず好きになるキャラクターというのがあります。その登場人物に共通する要素が2つあって、それらは、
・人に優しい
・言葉に嘘がない
です。それ以外の部分では、さえない奴だったり、社会に馴染めない奴だったり、身なりに全然気を使わないやつだったりするんです。なので、決して多くの人から慕われたり、モテたりすることはない。実際に僕がそういう人と知り合う機会があったとしても、その人の優しさや、言葉の嘘のなさに気づけるところまで、辿り着けないかもしれない。小説の中だからこそ、その人の良さを知れるのかもしれないですね。
その人たちに惹かれるということは、自分はそうじゃない人間であることを知っている、ということです。優しくないし、場の流れで本意では無いことも言う、僕はそんな奴です。
以前、伊藤武先生のヨガ・スートラ講座に参加しました。そこで聞いたことで自分の中に残っているのは1つだけ(1つだけかよっ!)。
『八支則のヤマに書かれている5つは、大事なことから順番に書かれている』
スートラ研究者のみんなが同意することかどうかは知りません。けど、確かにそうかもしれないと思います。ヤマとは禁戒(こういうことはしないようにしましょー)のことで、最初の2つが、
・アヒムサ(非暴力)
・サティヤ(嘘をつかない)
僕が惹かれるキャラクターって、ヤマの実践者やったんや。
僕はインプット過多になるのが大嫌い。ヨガは実践以外の何ものでもないと思うんです。できもせんことばっかり頭に詰め込むようなことは性に合わん。
人に優しく。
場に流されず、一息置いて考えて嘘のない言葉を発する。
まずはそれで充分。
がんばります。10回まで笑顔で答えられるように。