合う合わない

2022/12/23 ブログ
目が青い

僕が自転車に乗り始めた頃(子どもの頃の話ではなくて、趣味として乗り始めた頃)、いろんな自転車がある中で、どれが自分に合っているのか分かりませんでした。その頃の住まいの近くにあったサムズバイクの店主に聞いたところ、

 

「自転車で何がしたいの?」

 

と聞かれました。何がしたいのか。それはその時の僕には答えに窮する質問でした。よく考えて正直に言えば、単に自転車の造形美が大好きで、ただそれに乗りたかったんだと思う。だけど、見た目の好みだけで自転車を選んでしまうと、自分の使用用途に合わなさ過ぎて、結局苦痛が大きくて、乗らなくなってしまう。

 

やりたいことはあっても、自分の体に合わないこともある。例えば、僕は前傾の強い姿勢でのライディングは、手の痺れが強くて乗ってられないんです。これは乗らなければ分からなかったことです。

 

20年くらい色々乗り継いで、数年前にやっと今の自転車に落ち着きました。多分もう一生これでいいです。メンテナンスし続けて、乗れなくなるまで乗ろうと思っています。

 

 

 

ヨガも同じです。自分はどうしてヨガをするのか。どんなヨガをしたいのか。何を望んで、何に喜びを感じて、どんなことを楽しいと思えるのか。それは自分の体で、性格で、環境・状況でやれることなのか。それをよく考えて、たくさん試してみた方がいいですよ。いつか見つかるかもしれません。見つかっても、そのうち何かが変わるかもしれない。そしたらまた探せばいいと思います。

 

 

 

 

僕のその自転車なんですけど、探して探して探し抜いて見つけた物…ではないんです。向こうからやってきたんです。整えヨガに10年くらい通ってくださっている方が、40年くらい前に購入してずーっと乗っていたものらしいです。もうママチャリの方がいいからと、部屋の飾りになっていたものを僕に譲ってくれました。そういう過程を経て僕が受け継がせてもらった物なので、ずっと大切にしようと思えるのです。いわゆる愛車ってやつですね。

 

 

 

捜すのをやめたとーきー

見つかることもよくある話で

 

 

って陽水さん(僕は斉藤由貴さんのを聴きました)が歌ってましたね。

うん、そんなこともある。