良い流れ
道路の除雪業者との仁義なき戦い2022-2023シーズンの火蓋が切られました。
「除雪業者さん、いつもご苦労様です。感謝です♪」
みたいなラブ&ピース発言は出てこず、
「ざけんな!人力でどうせえっちゅうねん!」
と朝から悪態をつく煩悩まみれのヨガ講師です。メリークリスマス。
Mr.Childrenの『横断歩道を渡る人たち』という曲にこんな歌詞があります。
目の前を横切ろうとするその老人の背中はひどく曲がっていて
歩く姿をじっと見ていると足が不自由であることがわかる
かばい続けてきた足のせいか それとも
思うように動かぬ現実にへし曲げられた心が
背中まで歪めているのだろうか?
昨日の整えヨガに初めて参加してくれた方が、こんな話をしてくれたんです。
「ネガティブな感情が股関節に溜まりやすいみたいで、股関節が開かなくなってきた」
たまに聞くことありますし、本で読むこともあります。特定の感情が特定の体の部位に溜まったり、影響を与える説。例えば怒りがハムストリングに溜まる、とか。僕は「そういうこともあるかもなぁ」と考えています。
そんなことはあり得ないなら、それはそれでいいのですが、もしあり得るとしたら、なんかちょっと嫌だな、と思います。ネガティブな感情は翌日、長くても数日経てばだいたいは忘れますが、忘れているだけで体に溜まっているとしたら、それは何とかしたい。
ネガティブな感情の影響が体をどんどん柔らかくしてくれるならいいけど、それはちょっと考えづらいですよね。やっぱり強張りそうなイメージです。体がガチガチになっているのがネガティブな感情の塊だとしたら、それは気持ちが悪い。だとしたらほぐしましょう。伸ばしたり縮めたり、開いたり捻ったり呼吸を深めたり。そういうヨガのアーサナが心と体をほぐし解放できるなら、やった方がいいなぁと思います。
そして反対に言えば、ポジティブな感情も体に溜まるとしたら、好きなものを観て、聴いて、食べて、触れて、感じて、行って、会って、おこないたいものです。自分の「好き」を探したり、知っておくことは、体にとっても良いことなのでしょうね。
仁義なき戦い→悪態→強張り→アーサナ
良い流れかもしれん。