ワークショップのお知らせ

2023/03/02 ブログ
サーキュレーター

僕はもうダメかもしれない…

 

 

ってサーキュレーターが言っているようです。動いたり動かなくなったりしてきました。オープン当時から使っているのだから、もう結構長く働いてくれているのです。

ま、まだ引退はさせませんけどねっ!

 

 

 

確かTOYOTAの社長だったと思うのですが、何年か前にインタビューに答えていました。

 

「F1に莫大な費用を掛けて参加する理由は何ですか?」

 

というインタビュアーの問いに、いくつかの答えがあったと思うのですが、その中の一つでこんな風に言っていました。

 

「F1マシンの開発で得たものを、一般車に落とし込む」

 

だそうです。そのときは「へ〜」くらいに聞いていたのですが、そのことをふと今朝思い出したんです。何年かぶりに思い出したその話で、「確かにそういうことあるなぁ」と思えました。

 

アシュタンガヨガで練習するようなアーサナ(特にセカンドやサード)は、整えヨガではまずやりません。週に一度の体調管理としてヨガをする人にとっての「整える」を超えているからです。

だけど、アシュタンガヨガの難しく刺激的なアーサナを練習してきたことによって分かったこともたくさんあって、それは形を変えて整えヨガにも還元されているのです。

 

 

 

さて、本題です。

久しぶりにワークショップやろうかと思います。自身の練習もそこそこやってきましたし、じーっとみなさんの練習を見てきました。そして僕には土台となる知識があります。それら全部をひっくるめて、ワークショップに落とし込みます。「もらった質問に全部を答えるぜ!」みたいなことはやったことありますが、テーマを絞ってやったことはないように思います(あったっけ?)。

 

マイソールや他のクラスで、「部分的に」お話ししたことはあります。マイソールだとそれがさらに「個人的に」ということになります。体系立ててちゃんとメカニズムとか、「こうやった方がいいよ」と言っている理由を説明したことがないかもしれない。そのことを先日ふと思ったんです。それで一度ちゃんとやっといた方がいいかもな、と考えた次第です。

 

 

テーマは【バックベンド】

特にアシュタンガをやる人は避けて通れない【ウルドヴァ・ダヌラーサナ】をやりましょう。

 

解剖学的なこと、機能解剖学からの話、人によってどうアプローチをすると良いか、そんなことを解説していきたいと思います。僕のことが分かっている方はご存知でしょうが、僕はかなり理論派です。長嶋派というよりは落合派(古い)。試行錯誤するとき、そのベースには必ず自分なりの理屈があって、それに基づいて感覚を頼りにやっている、という感じです。

 

ウルドヴァ・ダヌラーサナって、難しいですよね。すぐに腰が痛くなるし。より安全に、そして深めていくための努力の方向性や、努力の根拠となる知識を伝えたいです。

 

今回は無料ではやりません。ちゃんと学びたい方は身銭を切ってください。

 

 

【テーマ】バックベンド

【日時】4月9日(日)12:30〜14:30(延長の可能性大)

【料金】4,000円

 

 

うちのスタジオ外から参加を希望される方がいるとは思えませんが、一応お断りしておきますと、うちに通ってくれている方を優先させていただきます。とか言ってて参加者誰もいなかったりしてー。まぁ、それはそれで価値観やニーズが掴めてちょうどいいです。

 

ウルドヴァ・ダヌラーサナって全身ですよね。ほんとに120分で解説終わるのだろうか。もし参加を希望される方がいらっしゃいましたら、延長覚悟でお願いします。

 

いつも言っていますが、理屈を知ったところで、急に体が柔らかくなるわけはありません。学んだことを体で理解するのには時間がかかるかもしれない。理解したことをできるようになるまでにはそれなりの努力と時間は必要でしょう。これを聞いて怯んだなら今まで通りでやってください。何かしらのヒントを掴みたいという気持ちがあるなら、今まで自分になかったものを取り入れ、咀嚼して自分のものになるようがんばりましょう。

 

 

あっ!書くの忘れてた。僕はウルドヴァ・ダヌラーサナで足首掴めたりしません。そんな柔らかさはないです。natural born backbenderみたいな人は参加してもご自身の役には立たないかもしれませんので、予めご容赦ください!