面倒でもやる

2023/05/12 ブログ
近所の公園

今週末は母の日ですね。今年は母の日に初めて干物を送りました。母の日に干物…。

 

 

 

ずっと気になっていたけど、面倒くさいから見ないことにしてたことがあります。スタジオの裏庭に、もう使わないけど気軽に捨てられないという理由で放置している物があるのです。

 

耐火金庫、エアコンの室外機、コンクリートブロック、陶器製の植木鉢、昔の看板の鉄製の脚部などなど。これら全部を庭に置いているのです。使わないのだからゴミですよね。これらのゴミをどうやって処分したらいいか分かりますか?業者に引き取ってもらったり、手数料が必要だったり、処分場まで持って行かないといけなかったり。面倒くさいでしょ?

 

面倒なので見ないことにしてたんですけど、やっぱりこういうのは放置してて良いわけない。意を決して午後から運びました。

 

エアコン本体と室外機は引き取ってくれる業者に運び、リサイクル料金を支払って解決。

コンクリートブロックと陶器製の植木鉢は、手稲区にある埋立処理場に運び、手数料を支払って解決。

鉄製の脚部は来週破砕工場に運びます。

耐火金庫は僕のじゃないので、持ち主に頼みました。再来月あたりにはなんとかしてくれそうです。

 

手稲区の埋立処理場って行ったことありますか?僕は初めて行ったんですけど、結構おもしろいです。破砕工場も初めて行ったときは「こんな所があったんや!」って興奮しましたが、埋立処理場もなかなかです。なんかね、仮面ライダーが最後に敵と対決するようなちょっとした広場(途中から舗装されてないオフロードを通る!)まで車で入っていって、そこで積荷を下ろすんです。

ちなみに、埋立処理場も破砕工場も支払いの方法は、車ごとデッカい体重計に乗って、積荷を下ろして帰りにもう一度その体重計に乗るんです。で、その重量差で料金が決まるシステムです。行ったことない人、おもしろそうだと思いませんか?チャレンジしましょう。

 

掃除も面倒ですけど、やれば気持ちがスッキリしますよね。それとまったく同じか、それ以上にスッキリしました。面倒で放置していた期間も長いですから、それらのほとんどを解決できれば、そりゃあスッキリしますとも。ゴミを置いておくなんて、百害あって一利なしです。

 

 

気になっていることがあるのに、それを放置しておくって、スッキリしない。ゴミであれ他の何であれ。

 

先日大量に売った本がありましたが、もう一度読み直したくて残した本もあるんです。その中の一冊(禅の本)を読み返して、「調身・調息・調心」を思い出しました。調身と調息は毎日やってます。その結果としての調心があればいいなと思ってる。だけど、気になっていることを放置しておいて調心できるなんて、虫が良すぎるだろうと思ったんです。永平寺(福井県ですよ!)では、雲水たち(禅の修行を続ける僧のこと)は毎朝の食事が終わると、陽が高く昇る頃まで延々と作務(雑巾がけのように身体を動かして作業を行うこと)を続けるそうです。汚れていても汚れていなくても、ピカピカに磨き上げる。きっと調心には大事な要素なのでしょう。

 

 

僕にはもう一つ気になってることがあります。ほんっとに面倒だから毎年やらないんですけど、今年はやります。裏庭の雑草抜き。裏庭が好きなんだけど、ゴミがあるし、雑草ボーボーだし、あんまり足を踏み入れないんです。いつもスタジオから綺麗なところを眺めてるだけ。だけどそんなんじゃダメですよね。僕も作務をがんばります!いつやるかは未定!

 

 

というわけで、明日もスタジオで「調身・調息・調心」しましょう。お待ちしております。