予防と対策
今日もクラス後に庭に出て草むしりをしました。先日やらなかった所に手を広げるのではなく、綺麗にしたところをもう少し丁寧にする感じでやりました。あんなに面倒で嫌だったのに、気持ち良い天気の中でする草むしりは悪くなかったです。
やりながら考えていました。やっぱり溜め込むから嫌になるんだな、と。雑草ボーボーだとやろうという気にならない。やらないから更にボーボーになる。もっとやりたくなくなる。この悪循環。どこかで重い腰を上げて、この悪いサイクルを断ち切らないと。
最初はほんの少しで良いのかもしれない。僕はそういうやり方は性に合わないので、この前みたく気合い入れて一気にやってしまいます。最初の一歩さえ踏み出せれば、もう大成功だと思う。取り敢えず雑でも良いから一気にやってしまうと、気持ちはいいですし、今日みたいにまたやろうと思える。一旦綺麗にできると、それを維持したいという気持ちが生まれる。またやる。さらに綺麗になる。良いサイクルですね。
僕は草むしりが好きかもしれない、と思えたんです。タイミングもあったのかもしれない。いまこの歳になって、本の断捨離を行なったときに残した禅の本を読み返して、草むしりのような行為がなんだか自分に必要なことのように感じられたのです。それで、最初は大変だったけど、それを乗り越えたらなんか少し気持ちが良かった。それで続けてやってみたら、庭に出てるのが「好きかも」と思えた。
もし、やっぱり嫌だー、やりたくねー、って思ったとしたら、やらなきゃいいだけだ。何も困らないし。誰の迷惑にもならない。だけど、おそらく僕は続ける(んじゃないかなぁ)と思う。
溜め込まないこと。すごく大事だと思う。でももし何らかの事情で溜め込んでしまったら、最初はがんばって重い腰を上げる。最初の一歩を踏み出す。少しずつでもいいから。僕みたいにそういうのが性に合わない人は、気合い入れてがっつりやる。しんどくてもやる。しんどいのは最初しばらくだけだから、そこをがんばって乗り越える。もしその行為が少しでも好きになれそうなことであれば、心地よさがあったり、楽しみを見つけられると思う。溜め込んでいたものが減っていったり、解消されてくると、それを維持したくなるから、きっと良いサイクルに入れるでしょう。
ま、ダメだったら。他のやれそうなことをやればいいだけだし。何かはあるでしょ。
ミミズや虫たちとは、棲み分けをすればいいかなと思うようになりました。到底すべてをやる気にはなれないので、そちらで快適にお過ごしください。
草むしりをしたら、猫もなんだか快適そうだった(そう思いたいだけかも)。