最低ヨガ講師現る
スタジオすぐ近くのスーパーで買い物をするとき、waonカードを利用しています。が、いつも咄嗟に出てこんのです。『チャージ』という言葉が。
「1万円入金で」
んんんー、なんか今っぽくない。
アーサナをしている最中や、動作の最中に、呼吸を止めないよう言われることがありますよね。だけど、困難なアーサナや、負荷の強い動作、苦手な動作では呼吸が止まってしまいます。
なぜ呼吸が止まるのでしょう。それはシンプルに、その人にとってそのアーサナや動作が困難だからです。息を止めないとできない動作である。筋力が必要で呼吸をする余裕がない。または、呼吸以外のことに全集中力を注がないと、その動作・アーサナをできない。あとは、呼吸の優先順位が低い。そんなところでしょうか。
では、なぜ呼吸を止めない方がいいのか。短い時間、呼吸を止めたところで身体にはあまり害はないでしょう(ものによっては血圧が上昇するので、注意が必要な方はいます)。害がないならいいじゃん、と思われるかもしれません。まぁ確かに。ほんじゃなんで?
それは、アーサナの理想形とは何か。何のためにアーサナをするのか、を考えると良いのではないでしょうか。
何度か書いていますが、ヨガスートラにはアーサナはこうあるのが望ましい、というのを二言で書いています。
『スティラとスッカム』
安定していて、安楽であること。
呼吸を止めるほどに集中するのはいいですが、それ安楽ですか?その呼吸を止めた状態に安らかに留まっていられます?いられるならいいですが、いられないですよね。ならば、それは正しいアーサナのあり方ではないのです。
では、なぜアーサナを安定していて安楽な状態にしたいのか。それも以前一度ブログで書いたと思います。アシュタンガヨガの創始者であるパタビジョイス氏が、生徒から「どうなったらアーサナが正しい状態にあると分かりますか?」と聞かれて、「マインドが落ち着いたら」と答えたそうです。
そうですよね。何のためのアーサナかと聞かれたら、体の健康のためというのもありますが、最終的にはマインドを落ち着かせるためですよね。
理屈は分かった。が、しかし。
現時点で困難なものを、「呼吸しろー」なんて言われたところでできるわけはありません。それはもうしょうがないです。あくまで僕の考えですけど、僕は「呼吸できる範囲のできることをしよう」とは言いません(年配の方や、がんばれない人には言いますけど)。「今は呼吸が止まってもいいけど、呼吸を止めないでできるようになることを目指そう」と言いたい。最初から理想形でやろうなんて、カッコつけんなって話です。それは力みのないアーサナみたいなもので、最初からそんなのできません。最初は力みまくってもいいから、練習を重ねて、少しずつ余計なものを削ぎ落としていけばいいんです。
呼吸止まってもいいから、精一杯のことをやろう。ただし、呼吸を止めているという自覚を持って。
あと、「呼吸とともにやった方ができるよ」なんてことを言われることもあります(多分僕も言ってる)。僕は言いたい。それホンマか?と。あなたがこの動作やアーサナをやり始めた頃、ホンマに呼吸と共にやった方がやりやすかった?それはできるようになってしまった人の、後付けの理屈じゃない?
確かにそういうアーサナがあるのも事実です。呼吸が少しずつ身体を開いてくれたりしますから、苦しくても呼吸した方がいいのは間違いない。できるならやろう!
スティラとスッカム?そんなこと興味ねーよ。健康?正しいアーサナ?マインド??そんなことより息が止まっても一瞬でもそれができれば満足なんだよー。って方もいるでしょ。呼吸なんて優先順位最下位だぜー、みたいな人。そんな人に正しいことなんて通用しないよね。なので、別の方法で言ってみようと思います。今から、最低のヨガ講師が登場しますよ。心の準備はいいですか。来ますよ!
やーいやーい、レベル低いでやんのー
呼吸止めなできんのかい!
ムカついた?
悔しかったら呼吸しながらやってみ〜や〜
はい、最低。
煽るって。。。
どこのヨガ講師がこんなこと書きます?
気持ち良い呼吸でできるようになりたいですね。
いい夢見ろよー
あばよー