どあさ

2023/07/09 ブログ
何の花?

今日、初めて耳にする言葉がありました。

 

「はかがいく(はかいく)」

 

聞いたことあります?教えてくれた方は、お酒が進むようなときに使う、と話していました。北海道弁なのかな?と思ったら、本州出身の方も聞いたことがあると。気になったのでGoogle先生にお伺いしました。

 

意味は「捗る(はかどる)」みたいです。

 

飲み物や食べ物が進む場合や、「仕事が捗る」というような場面で使うみたいです。明日から使ってください。

 

こう暑いとヨガがはかいかねぇなぁ。

 

誤用だろ。

 

 

 

手を出すまいと思っていたのに、ついつい始めてしまったNetflixでドラマを観ていました。そこで、「かはたれどき」という言葉を耳にしました。これも初めて聞く言葉だったのと、なんだか凄く美しい響きだったので、ドラマを止めてすぐにググったんです。漢字で書くと「彼は誰時」です。

Wikipediaにはこのように解説されています。

 

「彼は誰時は元々、彼が誰か訊かなければ判らない、薄暗い朝方や夕方を指していた。しかし、後には朝方に限定し、黄昏(誰そ彼)が夕方を指す、と区別して使われるようになった。」

 

 

 

10年以上も前に日本語検定を受けたとき、雨を表す言葉が出題されていました。そのとき初めて、「雨にこんなにたくさんの名前があるんや」と驚いたと共に、「なんて美しい言葉なんやろう」と軽く感動したのを覚えています。

ほんの一例ですが、7月に関係するものを紹介します。

 

 

洗車雨(せんしゃう)

 

7月6日に降る雨。七夕の前日、ひこ星が織り姫との逢瀬(おうせ)に使う牛車を洗うことで降る雨と言い伝えられています。

 

 

洒涙雨(さいるいう)

 

7月7日、七夕に降る雨。ひこ星と織り姫が別れを惜しむ、または会えずに悲しむ雨。

 

 

このサイトで教わりました。

https://www.shigaliving.co.jp/city/life/13238.html

 

 

 

最後にもう一つ、これも先日言われて「は?」となった言葉です。

 

「どあさ」

 

土曜日の朝のことですって。

ただの短縮形やん!

あなたしか使わんやろ!

 

 

 

日本語には自分の知らないたくさんの美しい言葉(どあさ除く)があるのでしょうね。