3つの言葉
年始に小説を読んでいて、人への理解が進んだり、自分にとって助けとなる3つのキーワードを見つけました。一つ一つはありふれたもので、何ら新しさはありませんが、3つ揃ったのを見たとき「あー、そうか」と妙に納得できたのです。それは、
「好奇心と探究心と可能性」
クラスでいろんな人を見させてもらってきて、「なんでなんやろう」と理解に苦しんだり、時には心穏やかでいられなかったり、受け入れられなかったりすることがありました。それぞれのときでいろいろ考え、半ば無理やり自分を納得させていたんですけど、この「好奇心と探究心と可能性」で考えたら、無理なく(少なく)受け入れられるようになりました。
また、ヨガとして自分のやっていることが、これで良いのだろうかと考えることもよくあります。いま僕がクラスで伝えていないこと、取り入れていないことをもっとやるべきではないか、と。だけど、それらも「好奇心と探究心と可能性」で考えたら、今はやらなくていいという結論に達しました。
どれほどの好奇心か。
どれほどの探究心か。
どれほどの可能性を感じているのか。
その程度に見合った行動になる。逆に言えば、行動(ヨガのスタジオにおいての)は好奇心と探究心と可能性の現れでしかない(そこからもう一つ逆を考えると、何かしらの行動を起こせば、好奇心が生まれるかもしれない、とも言えますね)。シンプルにそれだけのことなんだな、と思います。他人はそれを強要できないし、期待もしない方がいい。受け入れるしかない。
正しいとか間違ってるとか、大事だとかいう言葉で心が動く人は多くはなくて、「好奇心と探究心と可能性」こそが、まずは動く動機となるんじゃないかなぁ。ヨガであればそこからいろんな方向があるので、どちらに向いていくのかは人それぞれで。向かった方向に対して他人が批判したり、望んでもいないのに「すべき」という義務感みたいなもので方向を変えるのは、つまらないことだなぁと思います。
何が言いたいかって言うと、おもしろそうと思うことをやりましょう、ってことです。
ご意見あれば伺いたいです。
ご遠慮なくどうぞ。