教わる
飲み物(汁物も含む)を運ぶと、何回かに一度は少し溢します。慎重に運んでるのに溢してしまうのはなんでなんやろうと考えていたら、ひとつのシンプルな理由を思いつきました。そしてこれが恐らく答えであろうと思っています。
入れ過ぎ。
今年に入ってからマイソールスタイルでアシュタンガヨガを始めた男性がいます。彼曰く、ヨガは数回しかやったことがない、と。だけど、僕から見たら「うそやーん」って思うくらいなんです。
太陽礼拝を教えて、やってもらうと、いい感じなんです、とっても。何これ凄すぎるやろ、と思わされたのは、呼吸への意識です。筋力や体力があるから、呼吸に意識を向ける余裕があるというのもありますが、「ヨガって呼吸するものでしょ?」という根本的な当たり前過ぎる土台ができている、そんな感じすらあるんです。いやもう見習うしかないでしょ。
ヨガを2〜3回しかやったことがない人の太陽礼拝から、ヨガを始めて17〜8年の僕はもう一つ学びました。アップドッグを何回か見ていたら、「あー、そういうことか!」と気づかされたんです。他の人のアップドッグを見ていて、「何かちょっと…」と感じるんだけど、それをどう伝えたら改善できるのか、まだ分からない。そんなもどかしさが続いていたのですが、彼のを見て分かりました。あざーっす!また抽斗が増えました!
いつも思います。見させてくれてありがとうございます!と。ご馳走さまでした!と。これはみなさんに対してです。自分で練習しているだけでは、自分のことしか分からない。自分の経験上のことだけを全ての人に適用するのは危険なことだと思います。いろんな人を見て、「ああそうか!」と気づかせて貰えるおかげで、苦労している人にアドバイスできることがあります。抽斗が増えていくのが良いのか悪いのか分からんけど、僕は嬉しいしおもしろいし、ありがたいです。
どんな人からも学べますね。おもろいわー。