イメージ
ポケットにレシートらしき物を入れたまま洗濯してしまいました。ティッシュじゃなくて良かった。
僕はアーサナの練習をするとき、よくイメージを利用します。このブログでもイメージで喩えて書くことがありますよね。あんな感じで。
最近のイメージのマイブームは、Breaking Downの屈強な不良と、ムーニーマンです。
えっ?Breaking Downを知らない?簡単に説明すると、全国の喧嘩自慢たちが六角形のリングで1分間殴り合うというイベントです。一応ルールはありますが、格闘技というスポーツではなく、ほとんどケンカに近い感じです。ボクサーやMMAの選手みたいなスマートなパンチなんて繰り出しません。両腕をブンブン振り回して一発KOを狙うような闘い方なんです。
たまに感心するのは、ガタイのいい男が両腕を思いっきりぶん回してるのに、体幹が全然ブレない人がいることです。これだ!
僕は何年練習してもウッティタ・ハスタ・パダングシュターサナが苦手です(だいぶマシにはなった)。その苦手克服のイメージが、刺青まみれの屈強な不良のパンチです。まったくヨガっぽくないし、たぶん誰の役にも立たないイメージでしょう。だけどそんなことはいいんです。
「俺はいま屈強な喧嘩師だ。脚をひょこひょこ動かしたくらいで身体をぶらすワケねぇだろ(言葉遣いもちょっと乱暴)」
はい、次はムーニーマン。さっきの真逆。
僕は腰の調子が良いことがあまりないので、それをどのように守りながらアーサナをするかが永遠のテーマです。そのイメージがムーニーマン(パンパースでもいいんだけど)。
腰を守るために腹横筋はマストだと思っているのですが、腹横筋の背面の起始(筋肉の一方の付着部のことで、「きし」と読みます。僕のiPhoneは「きし」と入力すると3つ目の変換候補に「岸部露伴」をドヤ顔で勧めてきます。センスいいです。ちなみに「起始」は25個目でした)は、胸腰筋膜(きょうようきんまく)です。胸腰筋膜とは背中や腰の筋肉を覆っている筋膜のことです。整体師時代に読んだ本によると、腹横筋を働かせると、胸腰筋膜にも緊張が伝わり、その奥にある脊柱を安定させる深部回旋筋(多裂筋など)にも伝わる、とのことでした。なので、腹横筋を働かせることでコルセットのように腹圧を保ったり、腰を守ることにつながるようです。
これだけならイメージはコルセットでいいんですけど、僕はアシュタンガヨガを練習する奴なので、そこに骨盤底筋も含めたいわけですよ。なので、ムーニーマンです。へそ下のお腹から、ぐるっと腰回り、そして骨盤底筋も含めてをムーニーマンで包まれているように守るのです。もはやプレイ。想像すると怖い。キモい。バブー。
本日はいつも以上に誰の役にも立たないイメージの話でした。シャウエッセンというイメージもあるけど、要りませんか?要りませんね。はい、もう黙ります。
さて、夜のマイソールだ。