柔道すき
納豆は付属のたれで食べるので、買うときには「たれ・からし」の文字を確認して買います。さっき納豆を食べようとパックを開けたら、たれがない。そんなはずなかろうとラベルを確認したら、「たれ・からしは、付いておりません」。
最後まで読もうよ、自分。とほほ。
オリンピックが始まりましたね。僕は昔から柔道を観るのが好きなので、見られる時間帯の試合はなるべく観戦しています。そこで、「まぁそうだよなぁ」と思ったことがありました。
男子の試合で、地元フランスの選手が勝った瞬間、当然ですけど観客は大盛り上がり。勝った本人も「よっしゃー!」とガッツポーズし、観客に向けて拳を突き上げていました。
その試合の審判は日本人の女性の方だったのですが、興奮しているその選手を窘めるようなジェスチャーを何度もしていました。おそらく武道としての柔道の勝者の振る舞いとしては不適切なものだったのでしょう。僕はその審判のおこないを、とてもいいものだなぁと思いました。
だけど、と同時に思ったんです。柔道を武道として取り組んでいる人がどれほどいるのでしょうね。日本ですら。武道というよりスポーツ、人によっては格闘技という感覚でやってる人が少なくないんじゃないかなぁ。まして外国人で武道の精神性を重要視している人がどれほどいるんだろう。
このブログを読んでいる人なら実感あるんじゃないでしょうか。インド発祥のヨガを、その哲学的な教えを重んじてやっている人がどれほどいます?もちろんそれを大事にしている人がいることは知っていますが、自分のことを考えてみると、このフランス人選手と同じですよ。
他人の振る舞いをどうこう言う前に、自分を見てみろ、と僕は僕に言いたいです。
しっかし、柔道の技はアートだなぁ。