的中
前置きなしで結論から書きましょう。
清々しいくらいに鮮やかに切れてました。MRIで撮影したのを見せてもらったら、「こんなにはっきり切れてるって分かるんや」と感動したくらい。予想的中の「棘上筋腱の断裂」です。
「手術した方がいいんでしょうか?」と聞いたら、「えっ?手術しなくても大丈夫と思ってたの?」くらいの表情で、「やんなきゃ治らないよ」と即答されました。
「スタジオの駐車場の雪かきしないといけないから、手術は春でもいいですか?」って呑気に尋ねたところ、「全然遅いよ」と却下されました。
というわけで、手術とそれに伴う入院のため、9月2日(月)〜6日(金)まですべてのクラスをお休みさせていただきます。7日(土)から復帰する予定ですが、どのくらいポンコツになってるか予想がつきません。
おそらく、復帰してもしばらくは、アーサナはできませんし、アジャストもできません。そんな感じのクラスになりますが、よろしければ是非お越しください。入院トークをお聞かせしましょう。
以上が大事なお知らせでした。
ここからはただの雑談。
手術しなくても大丈夫じゃない?という甘い考えでしたが、先生の説明を聞いて、そりゃそうだよな、と手術を受ける気持ちになりました。
棘上筋というのは、肩甲骨と上腕骨を上の方から繋いでいる筋肉(上の図の青い丸で囲った筋肉で、切れたのは赤い丸で囲っている辺り)で、腱板の上方部分です。筋肉というのは基本的に2つ以上の骨に渡って付着しています。簡単に言えばA地点からB地点を繋ぐ。そのB地点近くで切れてしまったので、現時点で僕の左の棘上筋は、肩甲骨からどこにも繋がらずに、ただそこにあるだけの状態です。このまま手術しないでおくと、筋肉は働きようがないので萎縮してしまうそうなのです。棘上筋が働かないと、三角筋に余計な負担を掛けるので、今度は三角筋まで痩せてくることがあるみたい。そりゃマズイ。春までのんびり待ってる場合じゃない。幸いこちらの先生は年間400件近い手術をおこなう専門医なので、安心してお任せできます。
今回、病院が久しぶりすぎて、挙動不審になりました。MRIを撮っている最中あの狭〜いスペースで、急に「あれ?スリッパに履き替えたっけ?」と思い始めたんです。僕がここ30年で受診した病院って、おそらく歯医者しかなくて、歯医者ってスリッパに履き替えるでしょ?うちのスタジオも、元小児科医院ですけど、スリッパに履き替えるスペースあるじゃないですか。なので、「病院といえばスリッパ」みたいなイメージがあったんですね。
「あれ?みんなスリッパに履き替えてるのに、自分だけ土足であがっちゃたのか?」などと全然関係ないことで不安になってたんですけど、病院もののドラマのシーンを思い浮かべてみたら、「そうやん、みんな土足で入ってきてるやん」と安心できたのでした。
なんの話や。
入院に向けてまずやらなあかんのは、Netflixの再登録やな、と思いました。