シャラート先生

2024/11/15 ブログ
朝の庭

少し前にテレビで放映していた「ゴジラ-1.0」を観ました。物語の最終盤で主人公の敷島(神木隆之介さん)が、ゴジラに向かって飛行機で突っ込んだタイミングで、僕は右の眉毛を掻いていました。その直後のシーンで、敷島を見ていた人たちが、その行動に敬意を表して敬礼をしたのです。右眉を掻いていた僕も、図らずも皆と同じように敷島に敬礼する形となりました。サンキュー敷島!

 

 

 

うちもアシュタンガヨガをクラスでおこなっているので、書いておこうと思います。故パタビジョイス氏の後を継いで、アシュタンガヨガの総本山で指導にあたっていたシャラート先生がお亡くなりになりました。53歳だったらしいですね。ほとんど僕と変わらないじゃないか。まだまだこれからだったのに。

 

僕は直接の指導を受けたことはありませんし、東京に来られたときのクラスにも参加しませんでしたので、お見かけしたことすらありません。ご本人とかどなたかが撮影した動画の中だけで見ていました。今まで書いたことありませんでしたけど、僕は結構シャラート先生が好きだったんです。シャラート先生を師と仰ぐ方たちが世界中におられますから、こんな何も知らない僕が書くと気分を害するかもしれないけど、そもそもそんな人はこのブログを読んでいるわけがないので、まぁいいや書いちゃおう。

 

いろんなヨガがありますが、みんなが指導を仰ぎたくなるような師匠クラスの人たちって、『the 求道者』って感じじゃないですか?僕はそういうのはあんまり…なんです。この流れで書くとシャラート先生は、、、ってことになってしまうんですが、いやほんとすみません。弟子たち、怒らないで。ただのバカちんの戯言だと思って無視してください(あ、読まれてないから大丈夫だった)。

シャラート先生ってそこまでじゃなくないですか?雰囲気です。雰囲気の話です。実際はそうだったのかもしれませんが、そういう雰囲気を出さないところが好きだ、ってことです。

 

あとね、なんかいつも笑顔。そんなイメージ。写真や動画の中のシャラート先生は笑っていることが多い。現場では厳しい表情もされるのでしょうけど、いい表情されてることが多いんですよね。好感しかないです。

 

もう一つ。立ち姿。腰にタオルを巻いて、後ろで手を組んで生徒の練習を見守っているときの立ち姿が、めちゃめちゃ美しい。

 

 

以上。

驚くくらい薄い内容だったでしょ。まぁでもそうなりますよ、スマホの中で見てただけですから。他にも好きなところがあるんですけど、それは僕の中にしまっておきます。

 

気の良いおっちゃん、って感じのヨガ人がいなくなってしまったのは、寂しいです。知ったときは驚きでしかなかったのですが、時間が経つにつれ、なんだか寂しさが増してきました。

 

シャラート先生、どうかどうか安らかに。