久しぶりの
動物病院に行きました。待合室で診察の順番を待っていると、おばさまが一人で来院しました。受付けの人とのやり取りが漏れ聞こえてくるのですが、どうも噛み合ってない。最終的に受付けの人の言葉で、ああそういうことか、と分かりました。
「ここ、動物病院ですけど…」
えっ!?と驚きの表情で振り返り、僕、さえ、僕、さえと見てから、「あら、やだー」と。どうやらすぐ近くにある歯科医に行きたかったみたい(歯科医への来院もまだ2回目)。ひとしきり3人(おばさま、受付けの人、僕)で大笑いしたあと、両手で顔を覆い、「恥ずかしっ」と言い残して小走りで出ていきました。かわいいな、マダム。
ヴィラバドラーサナに続き、シルシャーサナも克服。あれ?これウルドヴァ・ダヌラーサナもできるんじゃない?と意気込んだワタクシ。が、しかし肩を傷めてから4ヶ月くらいやってないわけです。もともと反るのは苦手なのに、シャラバーサナ以外やらずに4ヶ月ですよ。怖すぎる。でも思い立ったが吉日と言うではありませんか。やるしかなかろう。
1回目。反れる反れない以前に、肩が大丈夫かどうかです。慎重に構えに入りました。うむ、大丈夫。そろーっと持ち上げてみる。嘘でしょ…こんなに反れんかー。久しぶりだから反れませんよね、と謙遜な気持ちも見せつつ、そうは言ってもある程度はできるでしょ、と一人本音&建前をやっていた10秒前の自分を小突いてやりたい。いや、驚くわ。
一回立て直そう。完全に背中を下ろして気持ちを落ち着かせる。
反れないと、呼吸は苦しいし、冷静さを失う。冷静さを失うと、力みが取れないし、力みが取れないと、余計に身体はかたくなり反れない。辛くても冷静さを保つのがどんなアーサナでも大事です。
冷静さを保った上で自分に言い聞かせるのは、「上半身は手足の言いなり」です。変に上半身をコントロールしようとしない。ひたすら力を抜く。とにかく抜く。とことん抜く。辛ければ辛いほど、自分を守ろうと身体は硬くなる。抜いたつもりでも全然抜けていない。ブルース・リー先生も仰ってました。
"Like water."
意味違うけど、そこは置いといて。
そして、柔らかくした上半身に適切な方向を与えるのは手足です。手足さえ間違えなければ、腰が痛くなることもない。
あと、呼吸を無理にがんばろうとしない。深い呼吸が何かの助けになるのなら深く呼吸をすればいいけど、ただ深くすることを頑張るより、その時の自分にとって最適な呼吸を探す方がいいと思う。
2回目はいくらかマシになりました。けど、肩がキツくなってきたので、今日は2回でおしまいです。結構しんどかったけど、ずっとやりたいと思っていたウルドヴァ・ダヌラーサナができたので、オッケーとしときましょう。
ウルドヴァ・ダヌラーサナを苦手な人の気持ちを身をもって理解できた今朝の練習でした。明日もやろう。雪かきもやろう。