庭には二羽ニワトリがいる
2025/04/11
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いや、いません。どれだけ目を凝らしても一羽もいません。ただ言いたかっただけです。
ニワニワニワニワトリガイル。
後屈の講座のことを考えていて、「この講座はあまりやる意味ないかも」という気がしてきました。後屈の講座と聞くと、その内容を聞けばぐんぐん反れるようになるでしょ?とは言わないまでも、反るのがだいぶ楽になるんでしょ?くらいは期待するでしょう。何度も言ってますが、そんな魔法があれば誰も苦労しないよね、ってことです。特にアシュタンガを練習している人たちなら分かってますよね。
腕や肩、足や脚の使い方は、後屈に限ったことなんて、何もないのです。今までの講座で伝えています。それを使いこなせていなければ、ウルドヴァ・ダヌラーサナではまずできません。唯一今までやってこなかったかもしれないのは、道具を使った胸椎の開発です。でも道具を使わないとそれはできません。なので、今後も本気で胸椎を開発したいなら、道具が必要になります。やり方を教わったとして、それを本当にやるでしょうか?
これらの内容は、普段のマイソールでは言いません。それをやると逃げ場がなくなるからです。心理的な意味ではなくて、肉体的に。背骨のかたさを肩や股関節に逃してやっている人がほとんどです。というか全員そうです。ある程度の柔らかさを得た人ならそうでもないですが、そうじゃなければ、割ときついです。
身体を痛めない程度に、できることを楽しめばいいと思います。理想的じゃなくてもそれでいいじゃない。
講座は内容を変更して、1時間でさらっとおこないます。知識として持っていれば、いつか何かの役には立つかもしれません。