シンプルに呼吸と共に。

2025/04/15 ブログ
春です

札幌市東区のヨガスタジオミガクの小林です。酒の飲めない僕は酔っ払いに憧れています。千鳥足になってみたいです。

 

 

この話は以前にも書いたことがあるかもしれない。

僕がアシュタンガヨガを始めた頃、北区にうちと同じくらいのサイズのヨガスタジオがありました。女性の先生がお一人でアシュタンガヨガのクラスだけをやっていました。

 

その先生は、余分なこと(それを余分と判断するかどうかは人によりますが)は言いません。教えられることはあっても、敢えて言わない。教え過ぎない。「このアーサナはこうだよ」くらいの感じで。

 

アシュタンガのクラスしかやらないし、あまり教えないし、大丈夫なのかな?と思っていたのですが、何年か後にはスタジオを閉めてしまいました。続かなかったのか、続けなかったのかは分かりません。

 

僕はほんとのほんとは、この先生のスタイルが一番いいと思っています。シンプルに、ただやる。何度も繰り返して、体験して、感じて。そう思うんだけど、僕にはそのやり方を貫く勇気はありませんでした。で、今も変わらず、教え過ぎている(と、自分では感じる)。

 

作り込まれたアーサナなんて、いらないんじゃないかなぁと、ここ数年は思い続けています。現代ヨガの「ああすべき」「こうすべき」「解剖学的には」なんてものは、要らねーよと思いつつ、それがしみ込んでしまっている自分が嫌です。もっとシンプルな、もっと感覚的な、そんなヨガをしたいし、そんなクラスをしたい。