アクティブシリーズ

2025/05/05 ブログ
桜じゃないよ。梅だよ。

札幌市東区のヨガスタジオミガク小林です。

初期のスターウォーズでは、フォースのことを「理力」と訳していました。造語なんでしょうけど、なんだかこの言葉がとっても好きです。

 

 

 

アシュタンガヨガのアクティブシリーズの本が届いてまだ1週間経っていませんが、通して読んでみて、毎日やってみて思うのは、「いいね」です。

 

既にアシュタンガヨガをやっている人からすると、いろいろ思うところはあるようですが、まず理解しとかないといけないのは、ターゲットは既にアシュタンガヨガを練習している人たちじゃない、ってこと。プライマリーシリーズと比較して考えるのはやめた方がいい。このシリーズからアシュタンガヨガをやってみる人にとってどうか、と考えてみると、これはこれで良いものです(ウシュトラーサナをここに入れるの?とは思いましたけど)。

 

批判するのはちゃんと本を読んで、アシュタンガヨガをやってみたくてもやれない人や、難易度の高さで断念してしまった人のことを想像してからにした方がいいですね。

 

 

こういう人には向かないかもな、と思うところはありました。例えば、

 

・アーサナコレクションに興じたい人

・できないことを練習して、できるようになるという達成感を味わうためにアーサナを練習する人

・アーサナが(ヨガが)目的の人

 

アクティブシリーズは分かりやすくできないものが、ほとんどないと思います。なので、上達してできるようになったぜー!みたいな達成感は、ほぼない。

そもそもヨガ(そのほんの一部であるアーサナは言うまでもなく)は、目的ではなく手段の一つでしかないと思います。なので、手段の一つとしてのアクティブシリーズは、とても良い。目的だとすると、つまらないでしょう。

 

 

僕はアシュタンガヨガ以外のヨガも、アシュタンガと同じくらい良いと思っています。ヨガをするスタイルとして、マイソールスタイルはダントツで良いと思っているけど、そのスタイルであれば、練習する内容はなんだって良い。だからこのアクティブシリーズを受け入れられるし、お勧めしたいとも思えます。

 

実際に取り組もうとする人がいるか、と考えてみると、うちのスタジオに限っては微妙だと思いました。

 

ではまた。