繰り返すのも悪くない。
小説を読んでいました。9割ほど読み進めた時点で、その小説を読むのは2度目だと気づきました。あるある、そゆことある。
今朝アーサナの練習で感じたのは身体のかたさでした。いつもやってるアーサナで感じる、いつもとはちょっと違うかたさ。それをそのまま受け止めておければ良かったんだけど、いつもと同じ深さを欲張ってしまった。結果、ピキッ!という嫌な感覚。
これまでヨガを続けてきた中で、何度このやらかしをしただろう。何度も同じ過ちを繰り返す自分に笑ってしまう。アホやなぁとは思うんですけど、まぁいいんです。こういうのも含めてアーサナをするのが好きですから。
いつか欲張らない達観したような自分になれれば(ならないと思うけど)、こんな痛みを経験することはなくなるんでしょうが、正直言って、それじゃあつまらない。サントーシャやアパリグラハを実践できる人を素晴らしいとは思うけど、自分がそれを望んでいるかといえば、そうでもない。望んでいる部分もあるけど、楽しんでやっていることに関してはそうでもないです。
アシュタンガヨガのアクティブシリーズは、誰かの役には立つと思うけど、今の自分のためのものではないと思う。それを知るためにしばらくはやってみたけど、この先それを続けることはなさそうです。僕にとってアーサナは、まだまだ遊びの一つとして楽しみたいわけです。なので、下手うつこともあるけれど、やっぱりまだまだ(おかしな表現だけど)うまくできるようになりたいのだ。
ヨガを学んでいると、良い・悪いの二元論ではなく、という表現をよく耳目にしますが(バガヴァッド・ギーターでも書かれていますね)、僕はそういう段階にいないので、普通に使います。アーサナをやっていると、良いときがあったり悪いときがあったり、ぐるぐる繰り返します。悪いときが長く続くと、つまらないしやめたくなることもあるんですが、それでも続けていると、またふっと良くなることがある。それは本当に良くなることもあれば、自分の心持ちが変化して、良い方に捉えられるようになっただけの場合もありますけど、いずれにせよ、良くなったときは嬉しい。
いつかはアーサナをしなくなる日が来るのでしょう。だけどまだしばらくはこの繰り返しを続けると思います。
※ 火曜日11:30の「アシュタンガヨガ+マイソール」は、ハーフまではカウントに合わせて練習します。普段からマイソールスタイルで練習している方は、ハーフから先をマイソールスタイルで続けることができるクラスです(17日は休講)。