無理しないで。

2025/11/28 ブログ
小学校の旧校舎が完全に取り壊され、眺めが良くなりました。

部屋の配置替えをしようと、テレビとレコーダーのケーブルを抜いて、テレビ台と家具を移動し、イメージ通りに設置してみたら、思ってたほど良くなりませんでした。結局元に戻すことになり、この1時間くらいは何だったのかといえば、普段動かさない家具の後ろを掃除した、ということでいいと思います。

どうも。ご無沙汰しております。札幌市東区のヨガスタジオミガクの小林です。

 

 

 

「無理しないで」

 

ってこれまで何回言ったんだろう。安易に言いがちなこの言葉。「無理しない」ってどういうことなんやろう。

 

まず僕は無理したことがあるのか。考えてみると、無理してやったという覚えはありません。言葉のイメージだと、「これ以上やると体を傷めるかもな。でももう少し深めたいからやっちゃえ。あちゃー、痛めた」みたいなことかなと思うんです。そういう意味で言うと、僕はもう何度も無理をしています。だけど、実際には無理をしたという自覚はない。

 

他人に対して言うときは大抵、体のどこかを痛めているときで、「それ以上痛めないように気をつけてね」くらいの意味で言っていると思う。

 

 

調べるつもりなどなく観ていたYouTubeで、急にお勧めに出てきた動画がありました。その動画では加藤諦三先生(心理学者?)が話していたのですが、それがなんちゅうタイミングで出てくるんだ!という内容だったのです。その動画の中で加藤先生が言っていたのは、

 

「無理しておこなう」と「我慢しておこなう」は違うと。

 

無理は受動的。適切な目的がない(例えば人に見せるため。自分以外の外側から与えられた目的)。相手に合わせる(相手に嫌われるのが怖い、相手から低く評価されるのが怖いなどの理由から)

 

我慢は能動性。適切な目的がある

 

とのことでした。この定義が正しいかどうかは人それぞれ判断は違うかもしれませんが、僕にはしっくりきました。僕は自分の練習の90%以上を1人で行ってきました。自分の練習をSNSにあげるつもりなど毛頭ありません。誰かに見せるつもりもなければ、評価して欲しいという願望もない。誰かにやれと言われたからやっているわけでもない。自分がやりたいことをただやっているだけ。加藤先生の定義でいえば、どこにも無理する要素がない。かといって我慢しているか、といえばそんなつもりもないんですけど。

 

マイソールやハタヨガのクラスで、僕は参加してくれている方々に、「こうやりましょう」とか「こうした方がいいですよ」とよく言います。僕を便宜上でも「先生」と捉えている方は、「先生の言う通りにやらなければ」と思うかもしれない。あのですね、それ違いますから。他所は知りませんけど、うちは概ね違います。立場上は「先生」かもしれませんけど、ただの先輩ですから。ただの先輩がアドバイスしているだけ。もちろん経験と知識に裏打ちされたアドバイスをしてはいるんですけど、それをやるもやらないもその人の自由です。アドバイスしたことをやっていなくても、「ああ、それはやらないのね」と思うだけです。以前は違いましたけど、今はそうです。

 

アドバイスされたことを「やらなくてはいけないこと」と思うなら、それはただ強制されているだけですから、既に無理をしています。アドバイスされたことに納得して(またはまだ頭や体では理解できていなくても)、そうしたいと思ってするなら、それは無理はしてない。本当はやりたくないけど周りの目があるからやる。それも無理してます。

言われた通りにやらないと、(加藤先生の定義でいえば)先生からの評価が下がるかも、なんて思ってやるならば、無理してますよね。そんなアホらしいことしないでください。

 

無理してやってうまくいかなかったとき、または体を痛めたとき、人に言われたからやっているという人は、うまくいかなかった原因を他人に依るものだと考えたくなりませんか?それじゃあストレスが溜まるし、心身に良くない。

 

アドバイスされたことがあっても、やってもいいし、やらなくてもいいです。体を痛めていても痛めていなくても、無理しないでください。自分のことをよく感じて、観察して、自分にとって良いと感じることを、やりたいと思うことを、良いと感じるやり方でやってください。それには模索や試行錯誤は不可欠です。そんな面倒なことしたくない、という方は、ただ言われたことを言われたままに無理してやってください。無理してやることの中にリラックスした心はないと思いますけど、あなたがそれでいいなら何も言いません。

 

 

本当はやりたくないんだ、と思っていることがあれば、遠慮なく言ってください。例えばアシュタンガヨガのように流れが決まっているものを、勝手に変えてはいけないと思ってしまいますよね。だけど、もう何度もこのブログで書いていますが、あなたのヨガですから。無理してやる必要なんてないと僕は思います。好き勝手やるのは違いますけど、話をしましょう。何か良い方法やあなたに合ったやり方がみつかるかもしれません。

 

 

久しぶりのブログなのに、面白くもないことを長々と書いてしまいました。失礼しましたー。