ちょっと少ないかも
今日はアシュタンガヨガをやっている人向けの、それ、ちょっと少ないかもよ、って話。
これを読んで混乱する人は無視していい内容です。
アーサナに入るときに、息を吐きながらその形にもっていくものと、吸いながら形にもっていくものがありますね。
例えば、トリコナーサナとか前屈系とかは全部、吐きながらその形になります。全部確認したわけではありませんが、これらのアーサナは、5呼吸終えたあとは、いつも吸いながらその形から離れますね。
「吐きながら」アーサナに入ったものは、「吸いながら」脱する。
こっちが多いので、おそらく多くの方の呼吸とは、「吸って、吐いて」で1呼吸とカウントしていると思います。5呼吸目を吐いて終えて、吸いながらアーサナから脱する。
これは実にスムーズで無駄もなく分かりやすい。
ではもう一方の、吸いながらアーサナになるもの。例えば、ウッティタ・ハスタ・パダングシュターサナの最後の5呼吸部分とか、反り系全般。
これらは、5呼吸終えたら、吐きながらその形から離れる。
「吸いながら」アーサナに入ったものは、「吐きながら」脱する。
こっちに、「それ、ちょっと少ないかもよ」が生じます。「吸って、吐いて」を1呼吸としていると、吸いながらアーサナに入ると、1呼吸目のカウントが曖昧になる。
吸いながらアーサナに入った、その後の吐くを1呼吸目に入れているのか、それともその「吸いながら」の吸うも1呼吸目に入れているのか。実例を挙げましょう。分かりやすいやつで、プールヴォッターナーサナで考えます。正しくはこうだと思います。
吸いながらアーサナに入る
- 吐いて、吸って
- 吐いて、吸って
- 吐いて、吸って
- 吐いて、吸って
- 吐いて、吸って
吐きながら体を下ろす
吸いながら身体を持ち上げて
吐きながらチャトランガ
この流れが呼吸の流れとしては破綻がないです。でもちょっと気持ち悪さがないですか?「吐いて、吸って」という逆のカウントが。もしこれを気持ち悪いと感じたなら、いつもの「吸いて、吐いて」を5回やった後、もう一息吸って、そして吐きながらアーサナから脱すると、ちょうど5呼吸になります。ほとんどの人はこれでいいように思います。
が、先日マイソール後にこの話をしたら、吸いながらアーサナに入った「次の吐く」を小さく「捨て呼吸」のように、カウントに入れない呼吸をしている、という人もいました。そのようにしている方は、結果的には5呼吸できていると思われます。
もうワケが分からん、となっている方は、頭で考えずに、その場でやってみてください。吸いながらアーサナに入ったときの呼吸をどうしているか。
ただ、イマイチこれだけは理解できん、というのもあって、それがヴィラヴァドラーサナです。本で読んでもワケが分かりません。なので、テキトーにやってます。
他にも、ウパヴィシュタ・コナーサナの後半の5呼吸とか、ウバヤ・パダングシュターサナも吸いながら形に入る系ですが、この理屈で言えば、5呼吸目を吸って終えたあと、吐きながら手を下ろして脚をクロスさせてますが、それにはカウントがない。プールヴォッターナーサナには、「9(ナヴァ)、吐いて下ろす」、「10(ダシャ)、吸いながらアップ」というカウントがあるのにね。
こんな細かいことを気にしだすと、アシュタンガには「変なの〜」ってことが見つかってしまうので、まぁ無視してていいほどのことなんでしょう。
これを読んで、実践してみてもワケ分からんという人は、その辺はテキトーでいいと思います。僕にアーサナのサポートを受けているとき、5呼吸終えたつもりなのに離してくれんぞ、と感じることがあれば、それはこういう数え方の理由があるかもしれません。
というわけで、今日はこのへんで。
バイなら。